Hybrid Position Tracking Tutorial
< OptiTrack >

Shadowシステムは、光学式モーションキャプチャシステム「OptiTrack」を使ったハイブリッド ポジション トラッキングのプラグインに対応しています。OptiTrackで右腿の位置をトラッキングすることで、 Shadowで取得できる関節の情報を3次元の絶対空間に変換にすることができます。

OptiTrackのセットアップ

OptiTrackシステムの設置とキャリブレーション

OptiTrackのカメラを右腿のセンサをトラッキングできるよう配置し、キャリブレーションを実行します。
※カメラのキャリブレーションに関する詳細については、OptiTrackクイックスタートガイドを参照してください。

OptiTrackシステムの設置とキャリブレーション

ShadowとOptiTrackの座標系の統一
ShadowとOptiTrackの座標系の統一

ShadowシステムとOptiTrackシステム、それぞれの座標系(軸方向)を合わせる必要があります。コンパスを使って、OptiTrackの接地面を、キャリブレーションスクエアの+ Z軸が西方向に向くように設定します。

Motiveでの操作

Rigid Body(剛体)の作成
Rigid Body(剛体)の作成

右腿に Rigid Bodyを付け、OptiTrackのソフトウェア「Motive」上で Rigid Body を定義します。画像のように

Name:RigidBody(スペースなし)
Streaming ID:1(半角数字)

と設定します。
※剛体作成の詳細については、OptiTrackクイックスタートガイドを参照してください。

ストリーミング設定
ストリーミング設定

ソフトウェア「Motive」上で ストリーミングの設定をし、ShadowへOptiTrackの位置データを送ります。Motiveでのストリーミング設定は、画像を参照してください。

Shadowでの操作

Shadowのセットアップ
OptiTrackストリーミングプラグインを有効

コンソールウィンドウに次のコマンドを入力して、OptiTrackストリーミングプラグインを有効にします。

=node.system.set_default("shadow_natnet", 1)

Logにステータスを表示

ストリーミングプラグインが完了しているかの確認を行います。Logにステータスを表示させるために、次のコマンドをコンソールウィンドウに入力します。

=node.system.restart()

Logに次のステータスがあることを確認

プラグインが登録されたことを確認するため、Logに次のステータスがあることを確認します。

registered plugin "shadow_natnet.dll" for tracker.shadow_natnet

スケルトンタイプをShadow Hybridに設定

スケルトンタイプをShadow Hybridに設定します。Settingから変更してください。

スケルトンタイプをShadow Hybridに設定

最後に、ハイブリッドトラッカーをOptiTrack and Motiveに設定します。